自治体の情報を見る

都道府県や自治体ではハザードマップや避難所情報を公表しています.

例えば大阪市では,「水害ハザードマップ」のページを設け各区のマップへのリンクが張られています.
この中の東住吉区のページを見てみましょう.

また,避難所についても自治体ごとに公開されています.例えば大阪市の避難所一覧を見てください.

【work-01】自分の住んでいる場所のハザードマップ情報や避難所情報を見てみましょう.

重ねるハザードマップで避難所とハザードを重ねる

重ねるハザードマップでは避難所とハザードをまとめて見ることができます.
下図は,大阪市の「地震」の場合の避難所を白鷺中学校を中心に表示しています.
「すべての情報から選択」→「指定緊急避難場所」→「地震」で表示できます.(図を押すとそのページが開きます)

なお,この図にハザードを選択してハザードマップを重ねることができます.

【work-02】自分の周りの洪水時の避難所を明示して,それに洪水のハザードマップを重ねてください.
      重ねてみたら,気が付いたことを書きとめてみましょう.

 上記のワークはできましたか?例えば白鷺中学校近くでは下図のようになります.洪水対応避難所になっているといっても,周辺は3m以上の浸水がある場所で,洪水が発生してからでは行きつけないですね.

避難所までの距離を測る

重ねるハザードマップでは距離も測れます.右にある上から4番目のモノサシのアイコンをクリックすると距離が測れたり面積を出したりできます.距離は直線でなくて折れ線で測れます.

【work-03】自分の行く予定の避難所と広域避難所までの距離を測ってみましょう.

例えば東住吉区では「百済貨物ターミナル」と「長居公園」が広域避難所に指定されています.広域避難所とは,「地震などによる火災が延焼拡大して地域全体が危険になったときに避難する場所」のことで, 一時避難場所が危険になった際には,この広域避難場所に集団で避難します. その大きさは,火災の輻射熱から身体を守るためにおよそ10ヘクタール以上が必要だとされています.それぞれの距離を測ってみましょう.

以上でレッスン6は終わりです.

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