気象庁の震度7の帯と地形の関係を図にしてみます。少しコツが必要なので解説します。
1)気象庁のリンクにある下図を見つけ右クリックで保存します。(ファイルがpng形式になっていることを確認してください)
2)次に地形図は地理院地図の色別標高図をベース図とします。地理院地図の左上のボタンから色別標高図を選んで必要な部分をキャプチャしてパワーポイントに貼り付けてください。(下図をクリックすると地理院地図が開きます)
この二つの図をパワーポイント上で重ね合わせます。
3)幸い気象庁のサイトから得られる図はpngという形式で、白地部分はすべて透明色です。また、海岸線の概略図が描かれています。そこで、気象庁の図から淡路島や文字部分を消して、また、不要な部分をトリミングして下図を作成します。図の一部を消すにはフォトショップのようなソフトを使います。私は無料で入手できるGIMP2というソフトを使っています※。トリミングしたらpngで保存します。(下図を右クリックすればpng形式で保存できます。)
※windowsに付属しているペイントでは消しても透明色で保存できませんが、ペイント3Dを使うとトリミングや削除などの変更をして透明色を保ったままで保存できます。
4)まず、地形図を下にして、この二つの図をパワーポイント上で重ね合わせます。気象庁の図は概略線で地形も古いですがおおむね合わせることができます。なお、拡大縮小をするときはShiftを押しながらマウスを操作することで縦横比が維持されます。そうしないと縦横比が変化してしまい、正確に「帯」を表現できませんので注意してください。
5)最終的には外郭線や文字などはすべて不要なのでこれらを消した図も作成します。(下図)このとき、先ほどの図と区別がついたほうが作業がしやすいので震度7の帯の色も色変更で少し変えておきます。(色変更ができなくても、合わせにくいですができないことはありません。なお、下図を右クリックすればpng形式で保存できます。)
6)外郭線付きの図と地形図を重ねた図の上に上図を重ねます。このとき、縮尺倍率を合わせることで簡単に重ねることができます。
7)3枚重ねたら一番上の図を右クリックして最背面に移動させます。そうしたら、外郭線が入っている図が一番上に出てくるので、それを削除します。
8)地形図が上に出てくるので今度はそれを右クリックして最背面に移動します。
以上の作業で、外郭線や文字なしの図が一番上に出てきました。好みによってアニメーションにします。下図をクリックするとパワーポイントを入手できます。
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