六甲山と土砂災害のリテラシー
六甲山と土砂災害について学びましょう
阪神大水害-1
六甲山と阪神大水害美しい六甲の山裾に広がる市街地神戸は,海と山に囲まれた本当に美しいまちです.六甲山は,高さは931mですが,都市部のすぐ近くにあることから,海と山に囲まれたま...
続きを読む阪神大水害-2
阪神大水害-2「細雪」などで描かれた阪神大水害 谷崎潤一郎の小説「細雪」は、何度も映画化された非常に有名な作品ですが、谷崎はこの小説の中で、実に詳しく阪神大水害の様子を描いてい...
続きを読む阪神大水害-3
阪神大水害-3まちの中に流れてきた大量の水と岩石と土砂 阪神大水害では、前回お話ししましたように、実におびただしい量の水と岩石と土砂が市街地の中に流れてきました。これらの岩石や...
続きを読む水害を繰り返してきた六甲山
水害を繰り返してきた六甲山 これまで,阪神大水害についていろいろ紹介しました(「阪神大水害-1」~3)ので,阪神大水害のときの状況をなんとなく想像できるようになったと思います.災...
続きを読む六甲山での土砂災害対策の歴史
六甲山での土砂災害対策の歴史 開港から昭和初期までの対策 これまでもお話ししてきましたが,六甲山は崩れやすい土でできていて、急斜面の山裾に広がった扇状地には、多くの人が住んでい...
続きを読む阪神大水害以降の六甲山での取り組み
阪神大水害以降の六甲山での取り組み阪神大水害のころと今阪神大水害の後、神戸市では「百年の大計」として、大水害からまちを守るための復興計画が作られました。その復興計画をもとに、様...
続きを読む六甲山の斜面をどう守るのか
六甲山の斜面をどう守るのか阪神・淡路大震災の爪痕 三宮から六甲山を見てみると,神戸布引ロープウエイの東隣に斜面が大きく崩れたところが目につきます.ここは苧川(おがわ)谷という谷...
続きを読む六甲山の植樹とその変化
六甲山の植樹とその変化 明治期に植栽された樹種はアカマツが約半数を占めます.そのため,六甲山の主要な林相はアカマツ林でしたが,時代とともに変化してきています.図は,1982年から...
続きを読む斜面は森林だけで守れるか?
斜面は森林だけで守れるか? 森林と土砂対策の関係 山に植えられた樹木はどのように防災上の役に立つのでしょうか?樹木が根を張り,土壌としっかり一体化することで,表面の土砂は崩れ...
続きを読む平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-1
平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-1 平成30年豪雨の際の神戸の雨量 平成30年7月に西日本を襲った豪雨は,異常な雨量を各地で観測しました.7月5日から7日までの神戸での雨...
続きを読む平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-2
平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-27月5日~6日の状況 豪雨が始まった7月5日から6日の状況について,灘区役所および灘消防にお話をお聞きしました.当日はその日の未明...
続きを読む平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-3
平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-3避難者数の推移避難者数の推移を神戸市災害警戒本部発表の資料から見てみます.7月 5日8時15分には避難者が成徳小学校に 1世帯1人...
続きを読む平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-4
平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-4 緊急支援対策チームを設置 この様な中で行政からも支援策が打たれました.一つは,神戸市役所内の庁内の様々な部局の合同による緊急対策チー...
続きを読む平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-5
平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-5 土石流発生のもととなった斜面崩壊場所の謎 篠原台での土石流のもとは,その上部の斜面です.そして,ここは,調べてみると実に不思議な場所で...
続きを読む篠原台研究補論:阪神間モダニズムと住宅地開発
篠原台の土砂災害のもととなった伯母野山住宅団地は,「阪神間モダニズムと住宅地開発」というブームの中で造成が開始されています.この時期,山手にも海沿いでも大正から昭和戦前にかけて...
続きを読む布引ハーブ園の災害の歴史1
布引ハーブ園は,都市公園「布引公園」の一部です.ここは昭和42年災害の前は,なんとゴルフ場だったのです.それが下図のように昭和42年災害で斜面が大きく崩壊しました. 国土地理院空...
続きを読む布引ハーブ園の災害の歴史2
42年災害で被災した麓の集落 「布引ハーブ園の災害の歴史1」でお話ししたように42年災害では世継山の斜面が幅40m,長さ140mにわたって崩壊しふもとの集落が大きな被害を受けまし...
続きを読む布引ハーブ園の災害史を歩く
神戸市防災技術者の会では2019年2月2日に,「布引公園の災害史を歩く」というイベントを行いました.このときに作成されたコース図があれば,だれでもそのコースを見て歩くことができ...
続きを読む土砂災害防止法ができた経緯
災害から命を守るための3つの要素 これまで,はげ山となった六甲山に植林をし,また,砂防堰堤などの施設を整備して,災害の防災や軽減に努めてきましたが,まだ土砂整備率としては60%と...
続きを読む土砂災害からの避難
土砂災害からの避難のタイミング平成26年の広島の土砂災害では,避難情報を発信するタイミングについて,適切であったかどうかの議論が起こりました.広島市の検証の委員会では,もう少し早...
続きを読むリテラシーの部屋
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- 平成30年豪雨災害 真備町の水害2
- 平成30年豪雨災害 真備町の水害3
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- 被災した真備町を訪問して 2
- 被災した真備町を訪問して 3
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- 2019年8月九州北部で豪雨 佐賀県大町での災害について
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- 平成30年西日本豪雨での篠原台の災害-3
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