レジリエントなまちをつくる

災害に強いまちをつくるためには,事前にさまざまな準備をするとともに,もし,災害に襲われても,被害を最小限にし,すばやく回復できるようなまちにしていくことが重要です.

「レジリエンス」とは,そのような回復力,復元力を持ったしなやかな力のことです.

ここでは,そのための様々な事例を紹介していきます.

レジリエントなまちをつくる

ライフスポット-1 耐震性貯水槽

ライフスポット-1 耐震性貯水槽 ライフスポット ライフラインを強くし,災害時でも機能を保てるようにすることは重要ですが,それでも,どうしてもライフラインの機能が停止してしまう...

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ライフスポット-2 大容量送水管

ライフスポット-2 大容量送水管 ライフスポット-1で紹介しました耐震貯水槽は,配水管の途中に作るもので,利用者はある程度地域が限定されますが,送水管を利用した非常に大規模なシ...

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重要な社会基盤のリダンダンシー

リダンダンシー この「リダンダンシー redundancy」という言葉は,震災後の神戸市の災害に強いまちを作る復興計画の検討の中で,頻繁に出てきた重要なキーワードです.この英語は...

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下水道ネットワーク

日本初の下水道ネットワーク 下水道ネットワークというのは,市内の下水処理場相互をネットワーク幹線で連絡することによって,下水道のリダンダンシーを高めようという計画です.一般的な下...

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災害時と日常-防災福祉コミュニティ

日ごろ使っていないものは災害時に使えない 阪神・淡路大震災のあと,災害に強いまちにするためにはどうしたらよいか,について,神戸市復興計画検討委員会で真剣な議論がなされました.その...

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まちにせせらぎを流す

海外も学ぶ復興への取り組み 日ごろ使っていないものは災害時には使えない.日常の中で災害時にも役立つものを,という発想から出てきたもう一つの事例を紹介しましょう. 写真は,200...

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災害と公園

阪神・淡路大震災と公園  阪神・淡路大震災では,公園がさまざまな形で使われ,あらためてその役割の重要性に気づかされました.地震のすぐ後では,水が出ないために火事がどんどん燃え広が...

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災害ガレキと神戸港

大震災とガレキ  阪神・淡路大震災では,多くの建物や構造物が倒壊しましたが,それらのガレキは,まちの復興の障害となります.この大震災で発生したガレキの量は2000万トンという膨大...

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災害保険を活用した誘導策の創出を

自然災害での経済損失  日本は世界的に見て,自然災害でのリスクが高く,それによる経済損失が非常に大きい国です.下図は,内閣府の「保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会(...

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リテラシーの部屋