作成したGoogleマイマップを地理院地図で表示できるようにします。kmlファイルは簡単に入手できますが、Googleマイマップと地理院地図の互換性に問題があるので、ひと手間必要になります。
 マイマップを作るのは簡単ですので「Googleマイマップで写真表示」や「Google Mapとリンクして使う4」を参照してやってみてください。

1.kmlファイルを入手する
 作成したマイマップの左上のメニュー(縦に・が3つ並んでいるアイコン)を押して「kmz/kmlにエクスポート」を選択して「kmzでなくkmlにエクスポートします」に☑をいれてから「ダウンロード」を押します。kmlファイルの名前は元とは異なる名前にしておいたほうがいいです。。

2.マップシートを使う
 このkmlファイルを地理院地図で開いてみると何も表示されません。実は、マイマップと地理院地図の互換性に問題があるのです。それを解消するために「マップシート」を使います。(「地理院マップシートで作図する」を見てマップシートをダウンロードしてください)

3.アイコンを変える
 このマップシートに先ほどのファイルを読み込み(入力し)ますと、1列目には「形状」とあって、「」と表示されています。次の列は「アイコン」でそこに「https;/・・」と表示されているところをダブルクリックするとアイコンのリストが出るので、そこから好きなアイコンを選んでください。選んだらkmlファイルとして出力します。これで地理院地図でも読み込めるようになります。

4.文字を改行する
 しかしこれを地理院地図で開くと、文字が多い場合は横に長い表示になってしまいます。そこで裏ワザとして、文字に改行タグ <br> を挿入します。地理院地図の「ツール」→「作図・ファイル」「編集」を押して、アイコンに出るペンマークを押して、開いたボックスの中の「自由文入力に切り替え」で文章の情報が出てくるので、2行目の「内容」の命令文の文字列の中にある解説文の途中に適当に 改行タグ <br> を挿入すれば改行して表示されます。ややこしければマップシートで内容の文章を編集してもいいです。(この場合、内容のセルには文字がないように見えますが、実際は長い命令文が入っていますのでセルをクリックして右クリックで「コピー」してメモ帳か何かに貼り付けて作業してください。作業したものをセルに貼り付けなおせば変更できます。)

以上で地理院地図でも表示できるようになりました。

Googleマイマップで写真表示

Google Mapとリンクして使う4 kmlファイルの表示