2018年9月6日の北海道胆振東部地震では札幌市の清田区で大規模な液状化が発生しました.

この場所を今昔マップのサイトを利用して昔の地図と比較してみます.

左の古い地図の等高線を見るとけっこう昔は起伏があった土地であったこと,そして,公園から北東方向に谷筋(小さい川)であったことがわかります。中央ポプラ公園に赤丸を入れています。また点線は被害がテレビに出ていた場所です。
土質区分は火山岩類となっています。この土を現地で切り盛りして今の地盤が形成されていると考えてよいと思います。

この公園で東北ー西南と西北ー東南の各断面を取ってみるとその部分がちょうど窪地になっていることがわかります。

この液状化による沈下や土砂堆積のあった場所は下記のとおりです.これらは,低い地盤を埋め立てた場所に沿って発生したことがわかります.
