ぼうさいこくたい2022出展レポート(2)屋外テントでの出展
現地での展示会場は、HAT神戸のJICA関西南側の芝生広場でした。ここに、若者たちのグループがいくつかブースを出し、その一角を我々も使わせてもらいました。テントの支柱には神戸高専のメンバーがバルーンアートを作って飾って、集客に貢献しました。
テント内には、出展者のパネルを掲示し、また、テント前には、ポータブル電源と携帯型太陽光パネルを展示しました。
テント内に展示したパネルを以下、紹介します。
★神戸高専EC3
神戸高専EC3は、地震や豪雨災害で実際にどれくらいの期間停電が発生したのかという基本的なことを調べてまとめました。大きな災害では1週間以上の停電も起こっていることを示しました。
★明石高専D-PRO135°
明石高専D-PRO135°は、停電した際のガス給湯器の課題を給湯器大手の「ノーリツ」にヒアリングしてまとめました。応急時の利用法や、その際にメーカーとして知っておいてほしい注意点など、あまり知られていないが重要なことが明らかになっています。
★武庫川女子大学吉井ゼミ
武庫川女子大学の学生は「停電したら困ること」について、女子大生らしい感性でまとめてくれました。手書きのパネルは、暖かい感じです。
★湯井恵美子
湯井(ぬくい)さんは、障害がある子供たちにとって停電が命にかかわること、そのためにどのようなことに留意したらよいかをまとめてくれました。
★東邦ガスネットワーク㈱北川
北川さんからは、災害時の入浴についてのレポートと、停電への備えのポイントが示されました。
★大阪ガス㈱志波
志波さんからは、停電時を想定した実際の住宅での実験や、自動車のバッテリーを利用して給湯器を作動する実験結果が示されました。後者は、今回の出展のために行なわれた実験で、非常に有意義な結果が得られました。
★ポータブル電源の楽しい使い方
ポータブル電源の展示コーナーには、あんどうりすさんのイラスト漫画を掲示しました。下の写真をクリックしたら、イラスト漫画を読むことができます。
★案内ポスターパネル
入口部には、研究所の出展を案内するポスターを掲示しました。ポスターの作成は、渡部桂太郎さん(研究所研究員、大阪防災プロジェクト共同代表)です。
→ 「ぼうさいこくたい2022出展レポート(1)テーマの選定から出展決定まで」
→「ぼうさいこくたい2022出展レポート(3)ワークショップ」
→「ぼうさいこくたい2022出展レポート(4)防災落語」