生成AIで音の出る絵本を作る方法

生成AIを使って音の出る絵本を作る方法を紹介します。
今回はGeminiを使いました。
題材として「ブルグミュラー25の練習曲」を選びました。
音源は、自分で演奏するなり、他の方法なりで入手してあるという前提です。
このブルグミュラー25の練習曲は、全部の曲にタイトルがあり、ほとんどが、せいぜい2分以内と短く、このような作業の練習にはちょうどいいです。

【絵を描いてもらう】
生成AIは、ネットにはアクセスできるので、Youtubeにある演奏を聞かせます。
例えば濱田眞子さんのサイトでは1曲ずつになっているので生成AIに聞かせやすいです。
そこで、例えば第1曲のリンクをみせて、それを聞いた感想を文章で教えてもらいます。
この「まず文章で表現させる」というのが重要です。これによって、生成AIが何を描こうとしているのかを理解することができます。生成AI(特に無料版)は、いったん絵を描くと修正させるのに苦労します。最初にイメージを共有しておいて、違う場合は指摘をする(僕は夜でなく昼のイメージ、とか・・)ことでねらい通りの絵を描いてもらうことができます。
するとこんな風に答えてくれました。
ブルグミュラーの『25の練習曲』の幕開けを飾る「すなおな心(La candeur)」は、まさに**「真っ白なキャンバスに最初の一筆を入れるような、清々しい期待感」**に満ちた曲ですよね。この曲を言葉で表現するなら、いくつかの視点から紐解くことができます。
1. 情景としての表現:朝の光と空気感
この曲から感じるのは、
濁りのない**「朝一番の空気」**です。生まれたての光: 窓から差し込む、まだ熱を持たない柔らかな朝日。深呼吸: 汚れのない空気を胸いっぱいに吸い込み、今日という日を肯定するような清涼感。
露草の輝き: 派手さはないけれど、道端に咲く小さな花が朝露に濡れてキラキラしているような、控えめな美しさ。(途中省略)一言でまとめると… 「雨上がりの空を見上げて、ふと心が軽くなった瞬間の、静かな幸福感」と言えるかもしれません。
そこで、次に、「ではそのイメージを描いてみてください」とお願いしたら次のように描いてくれました。
自分で文章に書いたものを上手に絵で表現していますね。
もし描いてもらった絵を修正したいときは頼むと修正してくれます。
このようなやり方で、以下、25曲全部を描いてもらいました。
これに表紙をつけました。表紙の絵は次のようにお願いしました。
「春の森の中にグランドピアノが置いてあって、女の人が弾いています。まわりには花が咲き、鳥も舞い、蝶々やミツバチも飛んでいます。いままでと同じタッチで描いてください。」その絵に文字を追加して下図を作りました。

私が上記の方法で作成した25曲全部の絵のpdfをここから入手できます。
なお、一連の作業は、同じお願いの項目の中で行なう方が、タッチが変わらなく一貫性が保てます。
そのためにも、基本的には「ログイン」したうえでやってください。

【絵に音をつける】
絵ができたら、音をつける場合は、パワーポイントでするとやりやすいです。
スライドショーで自動演奏できるようにします。以下の要領で各々の絵に設定します。
1. 各スライドに音源を挿入する
挿入したいスライド(例:第1曲のページ)を選択します。
上部メニューの [挿入] > [オーディオ] > [このコンピューター上のオーディオ] から、その曲の音源を選びます。(そのmp3音源をドラッグするだけでOKです)

2. 音源の再生設定をする
スライドにスピーカーのアイコンが出たら、上部に [オーディオ ツール] が出てくるので以下のように設定します。
  開始: 「自動」に変更
  スライド切り替え後も再生: チェックを入れる  
  再生中にサウンド アイコンを隠す: チェックを入れる(本番でアイコンが見えなくなります)

3. スライドの切り替え時間を音源に合わせる
曲が終わったら自動で次のスライドへ行くように設定します。
[画面切り替え] タブを開きます。
 画面右端にある「タイミング」グループの [画面切り替えのタイミング] の
「クリック時」のチェックを外し、「自動」にチェックを入れます。
 その下の時間に、音源の長さを入力します。

4. 表紙の設定
表紙には音源がないので、同じように [画面切り替え] タブで、自動の時間を たとえば「00:10.00」 に設定するだけでOKです。

以上で完成です。完成したら「スライドショー」で確認してください。
もしやり方がわからなかったら、生成AIに聞けば教えてくれます。全曲作る必要はないので、まずは何曲か、やってみましょう。

<付録>動画を作る
スライドショーを実施している動画を「snipping tool」の「動画」(ビデオカメラのアイコン)でキャプチャすることで、音も一緒に録画できます。

⇒ 「生成AIを活用したプログラム全リスト

 

 

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