防災研究に生成AI活用 4 +マーク
生成AIには、プロンプトを入力する枠の左下や左に+マークが付いています。これを活用できると便利さがさらに増します。
ためしに下記の手書きの画像(jpg)を+マークから相手に渡して、エクセルにしてもらうことを3つのAIにやってもらいました。
そうしたら、結果的には3つのAIは、画像の文字を読み取って、すべてエクセルにしてくれました。Copilotはコピペが必要でしたが、そのかわりにテーブル機能の紹介までありました。 この検証結果はここから見ることができます。
そこで、どういうものならこの+ボタンにアップできるのかを3つのAIに聞いてみました。
そうすると、もっとも種類を多く受け入れるのはChat GPTでした。その種類は下記のように多岐にわたっています。
画像ファイル:JPG / JPEG PNG GIF(静止画として) WEBP BMP
ドキュメントトファイル:PDF DOC / DOCX(Microsoft Word) PPT / PPTX(Microsoft PowerPoint)XLS / XLSX(Microsoft Excel) TXT(テキストファイル) CSV(カンマ区切りファイル)
その他: JSON ZIP(内容による)
ただ、Chat GPTでは、無料版の場合、時間がかかるような分析などは、24時間以内にいくつという制限があるようなので、難しい注文はできません。
Geminiの場合は、画像はOK、pdfはコピペしてテキスト化してほしいとのことでした。(しかし、後日、住所が掲載された避難所リストからkmlファイルを作ってもらう注文に対しては、pdfからも可能でしたので、とにかくまず、Geminiに相談してみるといいと思います。)
Copilotの場合は、画像ファイルに限ると言っています。
以上の質問への答え全文はここから見ることができます。
このやりとりは、なかなか面白いですし、生成AIとの対応を理解するのにもよいのでよかったら読んでみてください。
以上のように、+ボタンを活用することで生成AIの活用の幅が大いに広がります。
なお、このシリーズを読んでいただいた方はお気づきかもしれませんが、生成AIは、いわゆるHow toものは必要ないと感じます。なぜなら、わからないことがあれば生成AIに聞けば、すべて答えてくれるからです。
生成AIをうまく活用して、防災の研究を進めていただきたいと思います。
⇒「防災研究で生成AIを活用する 1」
⇒「防災研究で生成AIを活用 2 エクセル関数を教えてもらう」
⇒「防災研究で生成AIを活用 3 プロンプト」
⇒「避難所の多言語対応で生成AIを活用」
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