演劇型ワークショップを行いました
KG大学で行っている「防災実習Ⅲ」(3年生中心)において,「演劇型ワークショップ」を行いました.テーマは「車避難について」です.
まず最初に津波についての一般的な学びをした後,車避難の危険性について学びました.そのあと,それでも,車での避難でしか命を守れそうにない人達との話し合いにより解決策を探るという想定で,以下のような配役にそれぞれがなって議論を進めました.
やってみると,「役になりきることで,他人の問題が自分のことのように考えられた」とか「役としての発言ということで,思ったことを言いやすかった」などの積極的な意見が多く出ました.また,わずか1時間余りのワークショップでしたが,亘理町で行われているような,町ぐるみの車避難のルール化のような案が出てきたり,電動車いすの活用という斬新な案が出てきました.
「演劇型ワークショップ」は,いろいろな場面で使えそうな気がします.授業やまちづくりの場などで一度,やってみることをおすすめします.