港区でAB法ワークショップをしました
令和5年3月11日、東日本大震災から12年目のその日、大阪市港区で、「港区防災マルシェ」が開催されました。私は、そこで「南海トラフ地震からみんなで助かろう」をテーマに、最初に30分ほどのミニ講演の後、AB法ワークショップを活用して、地域の方やその地域にある企業の方々でワークショップをしてもらいました。その場には、山口照美区長さんもこられて、お話を聞いていただきました。
この日のAB法ワークショップの概要
約50名の方が参加されたので、9つのグループに分けて、各テーブルには、地域の方と企業の方が混じるような形で実施しました。
まずは、簡単に自己紹介しあったあと、大きく2つのテーマに分けて考えてもらいました。
①みんなが安全に避難するには
・避難する場所について
・避難した後のこと
②人的資源と災害弱者への対応
・人が足りない
・一人で避難できない弱者への対応
各ラウンドごとに、考えられるAfterの困りごとに備えてBeforeで何をしたら良いのかを考えてもらいましたが、皆さん、時間が足らないくらいの熱心なワークショップとなり、全体の短い時間では、最後の発表時間が十分とれないほどの盛り上がりでした。最後の感想では、このような取り組みで、地域と企業が連携できるきっかけになってよかった、という趣旨のコメントを多くいただきました。
この日は防災マルシェ以外にも、「防災×スポーツひろば」や「みなと消防フェスタ」が開催され、地域の方々が楽しく防災に向きあっていて、いいイベントだなと思いました。(3.11は「防災×スポーツひろば」「港区防災マルシェ」「みなと消防フェスタ」を親子で回って楽しく学ぼう!)