第1回 避難のあり方と防災水準を考える-1

 「タロウの部屋」というのを設けていただき,何をこの部屋で学んでいくべきか,とても悩みました.中央大学の教員としてではなく,防災リテラシー研究所の研究員として,どういうことを,皆さんと考えていくのが良いかなぁと悩んだ次第です.

 太田先生からは,定期的に発信してみてくださいということは授業のようなことを考えると,月に2度くらい議論できるようなお話をしていくのが良いのかもしれないと思いまして,そのようなスタイルをとってみようかと思います.やっていくうちに,ドンドン変わるかもしれませんし,そもそも僕は,中央大の授業でも,一方的にお話するのは苦手で,生徒とお話をしながら作りあげるスタイルですので,できれば,お読みいただいている皆さんとの議論ができるようになると良いなと思っています.今後とも,どうかよろしく御願いいたします.

 第一回目というか,しばらくの間は,「避難のあり方と防災水準を考える」というテーマで行えればと思います.まずは,日本の安全の考え方について,欧米と比較された先生がいらっしゃいますので,その引用からいたします.向殿先生が,表1のように整理されています.僕は,この考え方に非常に納得するものがありましたのと,ここに日本における避難の難しさが潜んでいるかもしれないと感じました.このあたりを次回,さらに考えていくことにいたしましょう.

有川 太郎    中央大学理工学部教授

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