市販ソフトを使わずに年賀はがきを作る

 年賀状のシーズンも終わろうとしていますが、今になって、これを紹介しても遅いかもしれませんが、年賀状を市販ソフトを使わずにワードやパワポで作る方法です。
 実は、知り合いがパソコンを買い替えて市販ソフトが上手く動かずに困っていたのでお手伝いしてみていろいろわかったことがあったので、整理してみました。もしお困りの方は、参考にしてみてください。

<文面の作成>
 ウエブ上には様々な素材サイトがありますが、今回紹介したいのは郵政省の年賀状サイトウエブ版「はがきデザインキット2023」です。

1.デザインを選びpdfにする
 このサイトにはすごい数のデザインがありますので、「年賀状を作る」をクリックして、お気に入りのものを選びます。選んだら
「ふちありで作る」(または「ふちなしで作る」)を選択すると、写真を挿入するパターンの場合は写真を挿入するように指示が出ますので挿入してください。(写真を挿入しない場合のデザインはこの過程はありません。)実はこのとき、裏ワザとして、写真を挿入しないで次に進行する方法があります。真っ白な画像jpgを作っておいてそこに入れます。そうすることで次に進めます。真っ白な画像はPC上の空白をSnipping Toolで切り取って簡単に作成できます。
次に文字を入れます。ここで文字を入れてもいいのですが、フォントの種類を変えたり、大きさや色を変えるのに少し限界があるので、✖で消して次に進みます。
「自宅で印刷する(pdfダウンロード)」を選択しpdfで保存します。一番下の利用規約に同意するをクリックすると保存できます。

<pdfから画像データを取得する>
 以上でハガキの元のデザインができました。これを画像にするのは簡単で、Acrobat Reader でpdfを開いて、スナップショットを取ることでできます。
PDFの素材を美しく活用する」を参考にしてください。
 なお、PCの設定によってはpdfをブラウザで開く設定になっている場合があるので、その場合は右クリクックして「プログラムから開く」からAcrobat Readerから開いてください。

<ワードで文面を作成する>
 以上で準備が整ったので、ワードで作っていきます。
①新しい文書作成画面「白紙の文書」で、「レイアウト」→「ページ設定」→「用紙」ではがきを選びます。
②「余白」で数値をすべて0にします。「一部のページが・・」の警告が出ても無視します。
③先ほどpdfから作った画像を貼り付けます。ドラッグするだけで貼り付けられますが、ダメな場合は、
「挿入」→「画像」→「このデバイスから」で画像を選択します。
 追加の写真があったらそれも貼り付けます。
④「挿入」で「テキストボックス」から文字を入れます。フォントの大きさ、フォントの種類、縦書きか横書きかも選べます。テキストボックスの下地に色がついていたり枠線があったりするのを消すにはテキストボックスを右クリックして「図形の書式設定」から変更してください。

以上で文面は完成です。なお、本当のおすすめはパワーポイントを使うことです。こちらの方が余白の設定も不要で、デザイン作成がやりやすいのですが、パワポのソフトが搭載されていないパソコンが多くあるので今回はワードで紹介しました。

<宛名面の作成>
 ワードの「差し込み文書作成機能」でできます。(ここでは詳しく紹介しませんが、例えばこのRICOHのリンクを見てください)
 このとき注意しないといけないのは住所データです。年賀状ソフトにだけ依存していると、そのソフトが使えないときにまったくわからなくなります。年賀状ソフトで作った住所録は必ずcsvでも保存しておくことが重要です。