2019年8月九州北部豪雨 武雄ジャンクションでの路面被害

 2019年8月26日から28日にかけての豪雨災害で,長崎自動車道武雄ジャンクションで路面が褶曲するということが発生しました.
 国際航業がその写真を公開しています.山の中腹に亀裂が入っていて,これを見ると,原因がその背後の斜面のズレによるものであることがわかります.

No.15
No.14

 場所は,佐賀県武雄市東川登町大字袴野(33.147258,129.998311)地点です.地点マーカーのkmlファイルをここからダウンロードできます.

 この場所で断面図を取ってみると,すぐ背後はそんなに勾配が急なわけではありません.矢印部分が道路との境界です.

 また,日本シームレス地質図では,山体本体は火成岩,その前に海生の砂岩が貼りついているような構造です.上記の傾斜が緩やかな部分は海生層砂岩であると思われます.


 このようなことを総合すると,海生層砂岩と岩体の間に豪雨で帯水層ができ,前にずれたのではないかと推察しますが,詳しい報告を待ちたいと思います.

 →「2019年8月九州北部で豪雨 佐賀県大町での災害について」

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