裏六甲唐櫃の森林を散策しませんか

防災リテラシー研究所フェローの松岡(六甲山私有林研究会)です。

 6月16日に神戸市北区有野町唐櫃の逢ケ山(標高720m)まで、神戸市下唐櫃林産農協の山林を歩きます。有野町唐櫃は、昭和22年に神戸市に合併しましたが、山林は神戸市に引継がず、地元の農協所有の山となっています。組合は有野更生、上唐櫃、下唐櫃の3つの組合に分かれますが、六甲山頂に近い場所までの広大な区域となります。

 このうち、下唐櫃は神戸電鉄の有馬口周辺の集落で、逢ケ山の周辺に約100年前からの植林地(スギ、ヒノキ)があります。残念ながら、用材としての搬出は出来ていませんので、管理が行き届かなくなりつつあります。

 今回の予定しているコースは、山麓部近い箇所にある砂防ダムを超えて、また、近年土砂災害が多発していますが、奥の山には5年前の土砂災害がそのままになっている箇所もみかけます。
 山林散策の目的は、山頂近くのヤマアジサイですが、神戸市の森林が抱える問題、六甲の急峻な地形を肌で感じることができます。

 集合は6月16日 10時頃 神戸電鉄有馬口駅(10時2分着の三宮方面からの電車が到着します)、15時から15時半の間に有馬口まで帰ります。標高差は420m、往復7.2km程度です。参加費は1000円ですが、案内していただける組合の方の謝礼にあてます。

 途中、崩壊箇所もありますので、山歩きに慣れた方限定になりますが、参加してみたいという方は、rokko.forest@gmail.com(松岡)まで連絡ください。

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